前回の記事から4年近くもたってしまった。
すっかり忘れている事もあるが再び思い出しながら書いていきます。
前回は病理診断の為に皮膚を一部切除するところまで書いた
そこからも更に展開は早く、現在の状態で自宅での生活はなかなか厳しいだろうから入院しますか?と医師に言われ、少し逡巡したが自分が常に一緒に生活しているわけでもなく、きっとまたご飯も食べないし、日の当たらない部屋で一人で寝たきりになるのは目に見えていた為、お願いしますと直ぐに手続きをした。
生活保護受給者でもあったため保護課へ連絡を入れて、入院する旨を伝えその後の事について色々と担当の方にお話しを伺った。
保護課の親父の担当の方とは今回の受診から入院までの手続きで初めて話をしたのだが、とても話しやすくこちらの話している内容の意図を読み解いてくれてスムーズに事が運んだ。またお役所仕事的な悪い印象もなく、親父は恵まれたなと思った。
その後、入院に必要なものを一通り買い揃え病棟の看護師へと手渡し1日が終わった。
自分は入院した事がないし、家族の入院の手続きをした事もなく、なれない事をした為か、その日の疲労感もあり自宅に着くと食事もとらず直ぐに眠りに落ちた。
翌日からは看護師さんから~~が欲しいので準備お願いできますか?といった電話でのやり取りがあり、依頼されれば持っていくといった日々を続けていた。
入院して栄養状態も改善された為か少し良くなったのでは?
このまま退院も近いのかな?とそんな風に考えていた。
ただ一点、掌から腕にかけての浮腫みがあることが気がかりだった。
季節は7月夏が来ていた。