親父の生い立ちや人生を少し振り返ります。
親父は秋田県男鹿市で生まれで四人兄妹の次男でした。親父の子供の頃の事は僕も興味が無かったし親父も進んで話す事も無かったのでこれ位しか情報はありません。
親父は集団就職とかってので中学校卒業後東京に上京したようです。その後は職を転々としていたようですが、いつの頃か大型トラックの免許を取り長距離のドライバーをするようになりました。
僕が記憶している中では、僕が高校卒業まではこの仕事をしていた様に思います。その後も何かしらの仕事はしていた様ですが僕にはわかりませんでした。
ここまで読んでくれた方の中には、どこかひと事のような関係性の薄さを感じる方もいるかもしれませんが、本当に僕は親父の事を何も知らないのです。子供の頃に一緒に何をしたとかそういった思い出があまりないのです。記憶に残っているのがタバコが大好きで、寝酒を毎晩呷ってる、ギャンブルで人生を狂わせた一人の哀れな男にしか映ってませんでした。
そんな親父ですが僕が20歳を過ぎると一緒にパチンコやパチスロに行く事がたまにありました。パチンコ屋でのコミュニティの中での親父は普段見る事もない表情が見れて少し驚いたのを憶えています。
そんな親父も僕が26歳の時に母と離婚します。理由は親父の借金癖です。詳しい額は把握してないのですが中々とんでもない額と姉から聞いた記憶があります。